不妊専門クリニック主催の「不妊・不育症について学ぶ無料説明会」に夫婦で参加してきました

私たち夫婦は同い年で35歳で結婚して、すぐに子作りを解禁しました。
結婚から1年4ヶ月ほど経過しているのですが、まだ子供を授かっていません。
子作りから2年経過して授からないと不妊という話はよく耳にしますよね。
1年4ヶ月なので、まだ不妊ということにはならないのかもしれませんが、私たち夫婦はもう36歳。
のんびり構えて自然にまかせていられるような年齢でもないと思いました。
でも、不妊治療って何から始めればいいの?
クリニック選びはどうしたらいいの?
初歩のところからわからないことが多すぎて最初の一歩がなかなか踏み出せずにいました。
家から通える県内の不妊クリニックを調べていたら評判のいい不妊専門クリニック(初診の予約は現在3ヶ月待ち)が「不妊・不育症について学ぶ無料説明会」を開催しているとのことだったので、そのイベントに夫婦一緒に参加してきました。
今日はそこで感じた事などをまとめていきます。
不妊に悩む人は思ったよりも多い!?
定員は40名だったのですが満席でした。
あまりキョロキョロ周りを見渡す事が出来ない雰囲気だったので詳細は定かではありませんが、夫婦二人で参加している人が多かったようです。女性一人での参加者もいましたが男性一人の参加はなかったようです。
年代は30代・40代が大半で、20代と思われる人はいなかった(少なかった)と思います。
不妊・不育症について学ぶ無料説明会の内容
1時間という短い時間の説明会でしたが内容は盛りだくさんでした。
●クリニックの説明
●不妊・不育症の原因
●不妊・不育症の検査方法
●不妊・不育症の治療方法
私が話を聞いていて頭に残った内容を以下に書き記します。
※録音していたわけではないので、細かい部分が院長の説明とは異なる部分があるかもしれません。
・2012年には体外受精児は27人に1人の割合で3万8千人誕生している。
・晩婚化が進んでいるので、不妊に悩む人も増えている。
・不妊の原因の32.7%は男性因子によるものであること。
・人工授精の成功率は7%前後であること。
・流産率は年齢とともに上昇していくこと。
・卵子と精子の半数は最初から染色体異常等の異常を持っていること。
・上記のことから、体の機能に何の問題もないカップルでも、1年のうち妊娠可能なチャンスは3〜4回程度であること。
・妊娠の大敵はストレス。カウンセリングを受けて、不妊の原因や治療法等の知識を得て、ムダな不安や心配を取り除いてあげるだけでも、妊娠率は上昇するというデータが厚生労働省から発表されていること。
・生理周期28日の女性の場合、妊娠可能性が高いのは生理開始日から10日目12日目(※排卵予定日より前が吉とのこと)
・体外受精の成功率は38歳を境にがくっと低下する。
説明会終了後の院長への5分相談(※希望者のみ)の内容
説明会が終わった後、希望者のみ院長に個別相談ができたのですが、私たち夫婦もせっかくの機会なので相談させてもらいました。
「私たち、こういったクリニックに来るのも今日がはじめてなんです。」
と切り出したら、院長は明るい笑顔でこうおっしゃいました。
「お二人はまだ子作りを開始してから1年4ヶ月ですよね?
だったら、まだ大丈夫ですよ。不妊と心配するには早いですよ。ちょうど、このくらいのタイミングで授かるご夫婦も多いんですよ。
結婚してから、これまでの間に少なくとも3回前後は妊娠可能性の高い卵子と精子が出会うチャンスがあったかもしれません。でも、タイミングがずれてたりしたら、せっかくのチャンスも逃してしまいますしね。
とりあえずは、28日の周期にあわせて、10日、12日でタイミングとって様子を見てみて下さい。
どうしても、検査を早くしたいのでしたら、●●さんの家のお近くでしたら、○○病院、△△クリニックがオススメですよ。
そちらで最初の検査してから、うちのクリニックで本格的に検査という流れでもいいですし。
焦らずに、3ヶ月くらいはタイミングはかってトライしてみて下さい!」
この説明会に参加したらすぐに検査へ進むぞ!と思っていた私達としてはちょっと拍子抜けでした。
これからの子作りアクション計画
・説明会開催の人気クリニックの3ヶ月先の初診の予約を取る
・紹介してもらった家の近くのクリニックについて調べて日程的に可能であれば簡単な検査を受けてみる
・タイミング法でチャレンジ継続(基礎体温の計測もちゃんとやる!)
こんなところでしょうか・・・。
夫婦仲良くストレスのない毎日を送る事がかなり大切な気がしています。
本格的な不妊治療をすることなく赤ちゃんを授かることができたら一番嬉しいのですが、一歩一歩、夫婦で相談しながら進んでいきたいと思っています。